背景
2020年BDOワールド・プロフェッショナル・ダーツ・チャンピオンシップ女子トーナメント、 鈴木未来は2019年1月に初出場初優勝を果たし、出場枠を確保、BDOのいくつかの大会に優勝、2019年末のPDC グランドスラム、PDC ワールド・ダーツ・チャンピオンシップに出場し、男子にひけを取らない実力も示した。
前年と異なり、優勝候補として出場した2020年は初戦からマリア・オブライエン、アナスタシア、ボー・グリーブスという強敵を破りながら決勝に進出し、 2014, 2015, 2017, 2018のワールドチャンピオンであり、2019年にはBDO World Tropyと、World Mastersに優勝している、最強の相手、リサ・アシュトンと対戦することになった。
コメンテーター
導入部分はMatt Smith(マット・スミス)とTony O’shea (トニー・おシェア)が行なっているが、実況は去年の鈴木未来の初戦のアシュトン戦と同じくJohn Rawling(ジョン・ローリング)とPaul Nicolson(ポール・ニコルソン)が行なっている。マット・スミスはイギリスではダーツ実況に実績があるプレゼンター。ジョン・ローリングはイギリスではダーツ とボクシングの実況で有名なコメンテーター。ポール・ニコルソンは現役の名選手だが、ここではコメンテーター。レフェリー(コーラー)は女性のケリー・クロンプトン(Kerrie Crompton)。
以下、実況を翻訳しました。ジョン・ローリングさんはリサ・アシュトンさんを露骨に応援していて、ポール・ニコルソンさんは偏りありませんが未来さんファンなのが滲み出てます。2019年のBDOワールドカップの鈴木未来さんとリサ・アシュトンさんの対戦もジョン・ローリングさんとポール・ニコルソンさんの解説で、鈴木未来さんが勝っています。ポール・ニコルソンさんの解説はさすがです。
一部意訳です。実況で敬称略していましたので失礼ですが敬称略します。分からないところは適当に訳してます。自信ないところもあります。感嘆詞は適当に遊んでます。greatを凄いに訳すと凄いだらけになるのでこれも適当に遊んでます。ダーツにあまり詳しくない方のために訳注という形で解説を入れています。数字の前のSはシングル、Dはダブル、Tはトリプル、DBはインナーブル(ダブルブル)、SBはアウターブル(シングルブル)を意味します。
動画
BDO World Professional Darts Championships LIVE Session 16 2:48:00から開始
実況
- [J] John Rawling ジョン・ローリング コメンテーター
- [P] Paul Nicholson ポール・ニコルソン コメンテーター
- [K] Kerrie Crompton ケリー・クロンプトン レフェリー
かっこ( )の中はスコアや訳注を入れてます。スコアのところの黒丸●はそのレグの先攻を示します。
1セット目
[J] さあ、お待ちかねの決勝です。ナンバーワンとナンバーツー、アシュトン対鈴木、強力なライバル関係。どちらがかつでしょうか。 鈴木は去年のタイトルをとった勢いを示すかのようで準決勝でボー・グリーブスを破り、一方、リサ・アシュトンは準決勝でコリーネ・ハモンドを破ってます。どうでしょう、リサ・アシュトンがこれを取れそうですか?
[P] そうしなくてはいけないと思いますが、大抵の人は言い切れないと思ってますよ。二人ともトーナメントでベストを出し切れていません。しかし、キラメキは見せていました。二人とも安定して実力を発揮することが必要です。
[K] みなさん、BDO ワールドプロフェッショナル女子ダーツ決勝です。ベストセット、ベストレグで行います。リサ先攻です。ゲームオン。
(●ASHTON – SUZUKI 501-501 LEG 0-0 SET-0-0)
[J] 今年(おそらく昨年の間違い)、リサはウェリッシュオープンの女子準決勝で鈴木を4-1で破っています。多分もっとあったかもしれません。8月の最初のオーストラリアダーツオープンのステージ上の何千ものカメラの前でリサアシュトンは8-6で勝っています。
(●ASHTON 140 – 60 SUZUKI 361-441 LEG 0-0 SET-0-0)
[P] 接戦でしたね。あの(オーストラリアの)北ビクトリアの大会では。(アシュトン140) これは大きい。二人ともモタモタしませんね。
[J] 二人は、目覚ましい速さでこの決勝の3セット、行きますよ。
(●ASHTON 140 – 100 SUZUKI 221-341 LEG 0-0 SET-0-0)
[J] リサ・アシュトンは、5回目の世界チャンピオンを窺っています。私たちはここの観客とともに(体調不良により欠場している)トリナ・ガリバーが戻ってくることを願っています。(アシュトン180) この試合最初の180、これからたくさんでるけど。
[P] アシュトンが抜け出しました。140, 140, 180。ミクルを引き離しました。
(●ASHTON 180 – 85 SUZUKI 41-256 LEG 0-0 SET 0-0)
[J] 9ダーツで81残(41残の間違い。)。(S9に入れて32残) D16で11ダーツ。(D16の外に外した。唇の動きでカモンと言っているのがわかる) 「カモン!」って言ったね (またD16の外)
[P] 鈴木もこんなレグをやるだろうと思いますが、リサは自分のスローをやらまくては。(ASHTON 9) 鈴木は今週よくある5に入るのをどうにか止めないといけません。(20狙いで左にずれて5に入ることが多かった。鈴木S1 T5 S20)
(●ASHTON 9 – 36 SUZUKI 32-220 LEG 0-0 SET 0-0)
[J] またD16へ。(1本目外に外し2本目D16) 決まった。(リサ・アシュトン、最初の1レグ目を取った。)
(●ASHTON 32 – SUZUKI 0-226 LEG 0-0 SET 0-0)
(●ASHTON – SUZUKI 501-501 LEG 1-0 SET 0-0)
[J] 14ダーツだから、やはり素晴らしいです。大差をつけましたね。ニコ(ニコルソンの愛称)、いっただろ。(と言ったところで鈴木140を決める)
[P] これは高いアベレージの(フルセットの)5セットマッチになりそうだし、スーパーレグもあるかも。
(ASHTON 60 – 140 ●SUZUKI 441-361 LEG 1-0 SET 0-0)
[P] いつも最高の女子ワールドチャンピオンシップ決勝を見たいけど、期待しすぎてしまうね。ありえるね。
[J] 女子のダーツは確かに今熱くなってるよ。見出しに踊るPDCチャンピオンシップでのファロン・シャロックの成功や16才の若さで活躍するボー・グリーブスとか。
(ASHTON 100 – 19 ●SUZUKI 341-342 LEG 1-0 SET 0-0)
[J] (カメラが観客席のダニエラさんを一瞬写した) そして今、リサ・アシュトンさんを大声で応援する話題の娘のダニエラさんが観戦しているところがばっちり映ってました。
[P] ウェイン・ ウォレンの娘も大声で応援してましたね。
[A] 彼女は声量では勝ってる。
[P] 私もそう思う。
(ASHTON 60 – 45 ●SUZUKI 281-297 LEG 1-0 SET 0-0)
[J] ダニエラは熱心だけど、レベルが違う。
[P] ダニエラは自分でもダーツやるし。
[P] (カメラが観客席のマリア・オブライエンとデイブ・チズネルを捉えた) マリア・オブライエンと2010年のファイナリストで素晴らしいプレイヤーのデイブ・チズネルだ。
(ASHTON 60 – 100 ●SUZUKI 221-197 LEG 1-0 SET 0-0)
[J] マリアは鈴木未来との初戦で善戦したね。197残です。(鈴木 S20 S20 T20 で140)
[P] (鈴木は)だんだん合ってきましたよ。去年鈴木が決勝戦を始めた時、白熱したスタートでトロフィーを手に入れるまで止まりませんでした。
(ASHTON 100 – 140 ●SUZUKI 121-57 LEG 1-0 SET 0-0)
[J] 鈴木はウォークオンミュージックを変えなかったね。長さが足りなかった。(観客に応えながらステージに上がる前に曲が終わってしまったことを指している)
[P] もう変えないでしょう。(S17に入れて40残) 鈴木はD20狙い。(外に外した後、S20 20残) しかし、とれなかったのでアシュトンは鈴木のスローで奪うチャンス。(121残なので57残と同様に20と17の組み合わせになることを指している)
[J] 121残、(T20に入る)トリプル20、トリプル17 (S17に入る)、今回は上がれません。(S20に入る)
(ASHTON 97 – 17 ●SUZUKI 24-20 LEG 1-0 SET 0-0)
[P] ダブルは残せました。ミクルは、こんな風に打ってきます。(1本目外に外したあと2本目がS10、S15に近かったのでちょっと覗き込むようにして確認してD5を狙う) D5へ。(D5に命中) これは鍵となるダブルになるかもしれません、もし最初に思ったように(S10ではなく入りそうになっていた)S15に入ってたら上がることはできませんでしたから。
(●ASHTON – SUZUKI 501 – 501 LEG 1-1 SET 0-0)
[J] ではほっとしたかな。これまでのところそんな感じで。
[P] どちらでも、これに勝ったら歴史を作ります。(鈴木 140) 鈴木でもアシュトンでも。複数の場所でワールドチャンピオンシップの勝った人のエリートリストの中に入ります。
(●ASHTON 58 – 140 SUZUKI 443 – 361 LEG 1-1 SET 0-0)
[J] アシュトンがT20! (アシュトン140。ジョンさんは明らかにアシュトンさん贔屓なのが分かる。)
[P] (複数の場所でワールドチャンピオンになった人の)凄いリストに名を連ねるのは、テイラー、パート、ジョン・ロウ、ジョッキー・ウィルソン、エリック・ブリストウ、デニス・プレスリー、レイモンド・ヴァン・バーネフェルト、それにこのどちらかの女性。(1979-1985年はStoke-on-TrentのJolleesで行われた。そのため、ロウ、ウィルソン、ブリストウは、JolleesとLakesideで優勝している。PDCのチャンピオンシップはアレクサンドラパレスで開催しているので、テイラー、パート、プレスリー、ヴァン・バーネフェルトは、アレクサンドラパレスとLakesideで優勝している。ポール・ニコルソンさんはダーツおたくなので解説がマニアック。)
[J] (鈴木 3本目が弾かれて床に落ち40) 最後のダーツはアンラッキーだった。
(●ASHTON 100 – 40 SUZUKI 343 – 321 LEG 1-1 SET 0-0)
[P] チャンピオンシップは素晴らしい技量か、相手のミスによってもたらされます。
[J] (アシュトン 140) おお、これはすごい。アシュトンが猛突進。鈴木は必死にどう応戦するかな。 (鈴木 140)
(●ASHTON 140 – 140 SUZUKI 203 – 181 LEG 1-1 SET 0-0)
[P] おおっ動いてたね。 (3本目のダーツが抜け落ちそうになってたが、回収できた)
[J] 少し笑ってたようにも見えますが。
[P] 20ポイントは貴重ですから。
[J] スコアを得るためには取りに行くまでにボードに留まってなければなりません。
[P] その通り。
(●ASHTON 57 – 137 SUZUKI 144 – 46 LEG 1-1 SET 0-0)
[P] また大きい点を取りました。140 – 40 – 140 – 135。ブレイクのチャンスです。
[J] 重要な局面を迎えました。46。(S6) トップス (D20の外、3本目 D20で3レグ目 鈴木未来) ナイスぅ。いい根性してるわ。落ち着いてる。 試合の序盤だけど。
(ASHTON – ●SUZUKI 501 – 501 LEG 1-2 SET 0-0)
[P] 着弾する場所が大抵高いところで彼女は小柄だけど力があるので彼女にとって高いというわけではないです。
[J] だいたい5フィート(152cm)ぐらいかな。それよりちょっとあるかもしれない。
(ASHTON 121 – 81 ●SUZUKI 380 – 420 LEG 1-2 SET 0-0)
[P] 決勝はもちろんちょっと長いフォーマット(5レグベスト 3セット先)。(鈴木未来 140) 鈴木は突然スコアリングが良くなりました。
[J] アシュトンが抜け出したけど鈴木が反撃しています。今の所いい試合です。
(ASHTON 100 – 140 ●SUZUKI 280 – 280 LEG 1-2 SET 0-0)
[P] 二人とももう一つタイトルが欲しかったらより高い基準にしなければいけないと分かってました。(鈴木 ぎりぎりT20を外して60) 鈴木 惜しい60でアシュトンを迎えます。
[J] (アシュトン140) またまは見事なグルーピングだ!
(ASHTON 140 – 60 ●SUZUKI 140- 220 LEG 1-2 SET 0-0)
[J] このレグのアシュトンは121-100-140。
[P] いまのところ壮絶な決勝戦ですね。(鈴木 T20-T20-S20で140 80残) 180だったらD20を残すだけになるところでした。
[J] アシュトンは140残。(一本目 S20) このスローでフィニッシュはありません。鈴木がフィニッシュしない場合に備えて削るだけ。
(ASHTON 60 – 140 ●SUZUKI 80- 80 LEG 1-2 SET 0-0)
[P] (鈴木は)オッキに入るのがとても早くなりました。(鈴木未来 S20 S20 で40残) 第一セット・ダーツ・・・ (S20に外れて20残) フライトをかすって(アシュトン)戻ってきます。
[J] アシュトンはセットをキープできるか。80残です。(一本目 S1) あー、S1だ。 (S13で66残) 13トリプルを狙ったけど失敗。ということは鈴木に20残で順番が回ってきます。(アシュトン T10)
(ASHTON 44 – 60 ●SUZUKI 36- 20 LEG 1-2 SET 0-0)
[J] リサ・アシュトンは苦笑。あの1は痛かった。
[K] 31、訂正します44。ミクルは20。
[P] 10ダブルへ。 このセットが決めれるか。(1本目 10の外に外した) 左にいけるか。やった。第一セットは日本人ナンバーワンに。必死にトロフィーを取りに来ています。 (鈴木未来 第一セットを取った)
(ASHTON – 20 ●SUZUKI 36- 0 LEG 1-3 SET 0-1)
(ASHTON – ●SUZUKI 501- 501 LEG 0-0 SET 0-1)
2セット目
[P] 試合が始まる前、インタビューでトロフィーを壊さないように持って帰るのが一番大変と言ってました。
[J] よく観察してたと思ったけど、あなたが言うように、彼女は笑顔を絶やさないけど、ステージの上では、ポーカーフェイスで試合の顔をしてて、ほとんど別人のようだよ。
( ASHTON 93 – 43 ●SUZUKI 408- 458 LEG 0-0 SET 0-1)
[P] 彼女はゲームモードに入ってるね。
[J] いわゆるゾーンだね。
[P] 彼女はダーツファンの中でとんでもなく人気があって、少しでも技術を得ようとしてるんだ。すばらしい仕事をしてま・・
[J] (ポールが話しているときにアシュトンが140。話を遮って)いいダーツ
[P] ・・第一セットで。それで・・・
[J] (また話を遮って) アシュトンが140だ。アシュトンが素早く反撃する勢いだ。見ての通りアシュトンは鈴木よりもスコアを稼いでてかなりの差があるよ。アベレージ92(アシュトン)に対して79(鈴木)だ。それなのに遅れをとってる。
( ASHTON 140 – 85 ●SUZUKI 268- 373 LEG 0-0 SET 0-1)
[P] スタッツなんて信用できませんよ。イメージキャラクターみたいなもんで。
[J] スタッツは確認されたオフィシャルなもので(鈴木 180) これは初めて(の180)。 リサアシュトンは170残。 180はこの試合2回目。なんて試合だ。
( ASHTON 98 – 180 ●SUZUKI 170- 138 LEG 0-0 SET 0-1)
[P] どえらいトーナメントですね。170フィニッシュはレディースチャンピオンシップでみたことがありません。
[P] (鈴木138残3本持ちからT20に入れたあとT18を狙ったがS18に外してフィニッシュできなくなった瞬間)おっと、熱いのが手から滑り落ちましたよ、ジョン。
( ASHTON 100 – 83 ●SUZUKI 70- 55 LEG 0-0 SET 0-1)
[J] 鈴木は138に行ったけど55残。アシュトンは70残。(S10 S20) D20だぞ。(外に外す)
[P] (鈴木 55残からS15) D20。また奪い返すか。(S20) D10はいまのところよかったぞ。(D10) やっぱりよかった! 今の所、鈴木に流れが傾いてます。
( ASHTON 30 – 55 ●SUZUKI 30 – 0 LEG 0-1 SET 0-1)
( ●ASHTON – SUZUKI 501 – 501 LEG 0-1 SET 0-1)
[J] 鈴木はアシュトンとのダブルの打ち合いに勝ちましたけど、ダブルは5本中1本、鈴木の成功率はよくありません。しかし、4レグとって、2レグ目は1レグリード。
[P] 鈴木はアシュトンよりもかなりチャンスを作ってるよ。スコアするタイミングがずっとよくて、それでアシュトンよりも4スロー目にはスコアを逆転していたんだ。そう考えると説明がつくね。
( ●ASHTON 60 – 139 SUZUKI 441 – 362 LEG 0-1 SET 0-1)
[J] (客席を写したとき観客がドナルド・トランプの人形を持っていた。そこでポールが言ったことを無視して) あそこにドナルド・トランプがいる。(観客は) 面白いドレスやコスチュームで来てますね。みなさんが楽しい夜を作っています。
( ●ASHTON 81 – 60 SUZUKI 360 – 302 LEG 0-1 SET 0-1)
[P] この二人のご婦人は知恵比べの最中に違いありません。鈴木はワールドチャンピオンシップのデビューでトップに登りつめました。リサはその12ヶ月前の敗戦の後にベストではなかったことを認めました。鈴木はそのあと気にしませんでした。
( ●ASHTON 60 – 95 SUZUKI 300 – 207 LEG 0-1 SET 0-1)
[J] 鈴木はまたよくやってるね。ブレイクを狙ってそれができれば第2セットが見えてくる。(鈴木 S17で70残)素晴らしいお膳立て。いいプレイだ。
( ●ASHTON 81 – 137 SUZUKI 219 – 70 LEG 0-1 SET 0-1)
[P] アシュトンは二つはトリプルに当てなくてはいけないことになりました。(鈴木は70残となったので、219点から100点以下にするためには2本はトリプルに入れなくてはいけないことから) (アシュトンT20 T20) 二つ当てました。今スイッチします (T19)。おー、きてますねぇ。
[J] 70残です。(鈴木 S10) 20とD20。(S20) さて、D20だ。(S20) これは珍しく機会を活かせなかった。リサが入って来たぞ。
( ●ASHTON 177 – 50 SUZUKI 0 42 – 20 LEG 0-1 SET 0-1)
[P] やらないと。(アシュトンS10) これはぶちかませ。(S16、アウト) リサ・アシュトンはダブルがなかなか入らない。 鈴木がまたチャンス。
[J] 重要なところで、ダブルのミス。これなんだなあ。D10 (鈴木 OUT, OUT, D10) 命中、このレグ取りました。またブレイクです。
( ●ASHTON 26 – 20 SUZUKI 16 – 0 LEG 0-2 SET 0-1)
( ASHTON – ●SUZUKI 501 – 501 LEG 0-2 SET 0-1)
[P] 3本目は月の慰めでしたね。しかし、リサはたくさんチャンスがありました。ちょっとそれをものにできません。
[J] (鈴木が優勢なので)ブックメーカーは今どうしてるかな。この状態の鈴木は予想を揺るがしています。多くの人は今回はリサに分があると思つてたけど、いまのところ鈴木がとてもよくやってます。(不安になった様子でようやく現状を認めてきた。)
( ASHTON 76 – 57 ●SUZUKI 425 – 441 LEG 0-2 SET 0-1)
[P] 鈴木の株はこのタイトルを再びとったらまた上がります。
[J] 観客の中にデイブ・ベッドフォードのような人がいた。一万メートル走のランナーだよ。(予想と違う展開で気が散っている様子)
( ASHTON 85 – 60 ●SUZUKI 340 – 381 LEG 0-2 SET 0-1)
[J] (観客が写り「ハリーとメグはどこ?」と書いたボードを挙げている) いい質問だね。ここにはいない。(完全に気が散っている。)
[P] (鈴木100) 鈴木は安定のトン。(セットを)2-0にしてリードして(勝利まで)あと1セットにしようとしています。そうなれば相当有利になります。私たちはリサが負けるとは決して考えませんが。(ジョンに対する嫌味か)
( ASHTON 140 – 100 ●SUZUKI 200 – 281 LEG 0-2 SET 0-1)
[J] (アシュトン140) こんなダーツを撃てば反撃できるよ。(鈴木 S1 S6 T20) 最後のダーツが。(T20に入ったのが残念な様子。)
[J] しかしアシュトンは今リードしてます。彼女は奮闘してブレイクし返そうとしています。(アシュトン S20 S20 S20 60) トリプルに当てたいところでしたが。
( ASHTON 60 – 66 ●SUZUKI 140 – 215 LEG 0-2 SET 0-1)
[P] 鈴木はT5に2本や6をやらかしたくないと思ってるかも。(鈴木T20 S20) これはいい感じ。(135一本持ちからブル狙いでS17) ここでブル狙いは正解だ。
[J] リサ・アシュトンは140でブレイクだ。(アシュトンT20) 惚れ惚れする1本目。 (アシュトン T20) もうたまらない2本目! 10のダブルだっ! (S10) ・・・
( ASHTON 130 – 97 ●SUZUKI 10 – 118 LEG 0-2 SET 0-1)
[P] またダブルをミス。140にナイストライでした。しかし(鈴木が)この118を決めれば2セットリード。(鈴木S1で117残なのでこのスローでは)ダブルは打てなくなりました。しかし、リサはもっとダブルに苦しんでいるので、まだ打てるか。(T20 S17)
[J] たくさんミスしてるけどね、D5は初めて狙うところ。(アシュトンS5 S1) 2のダブル。(D2) これでどうにか持ちこたえた。ブレイクで決めた。
( ASHTON 10 – ●SUZUKI 0 – 118 LEG 0-2 SET 0-1)
( ●ASHTON – SUZUKI 501 – 501 LEG 1-2 SET 0-1)
[P] (リサ・アシュトンの娘のダニエラさんが観客席でなにか応援して叫んでいるところが映った。) ダニエラの声援を受けてます。しっかり受け取りましたよ。リサはちょっとラッキーだったね。5残のS1狙いはかなり低めにいったけど。
[J] そうだったね。(18との)境界線だった。
( ●ASHTON 100 – 45 SUZUKI 401 – 456 LEG 1-2 SET 0-1)
[J] 悪いダーツが多すぎる、よくあるけど。(意味不明だが、おそらくS5に入ったことを言っている。)
[P] 鈴木は手綱を緩めることはできません。(リサもS5 S1) リサもつられてしまいました。(S20) リサはいつも7.925フィートの線から下がって8フィートの線から投げます。リサは足元を確認しますが、鈴木はトリプルを見続けます。
( ●ASHTON 26 – 121 SUZUKI 375 – 335 LEG 1-2 SET 0-1)
[J] いつものリサ・アシュトンじゃないな、いまのところ。だから、ちょっと苦しんでます。(S5 S5) まただ。(アシュトン 足元を確認) 落ち着いて仕切り直しだ。(S20) あまり良い位置にいません。鈴木はこのレグでセットを取れるかもしれません。
[P] 5をどうするか決めなくては。5を決めた。5を消してトリプルを二つ入れた。(T20 S5 T20。335残だったので一桁目の5をアレンジで消す必要があったが、偶然S5に入り、T20に2本入ったので高スコアを保ったまま5が消えた。)
( ●ASHTON 30 – 125 SUZUKI 345 – 210 LEG 1-2 SET 0-1)
[J] (アシュトン 140) これがみなさんが知ってるアシュトンだよ。T20を叩いてるリサ。
[P] (ダニエレ・アシュトン、マリア・オブライエンなどがいるテーブルが映った。) Tori Kewishが観客の中にいます。彼らはリサを応援しています。
( ●ASHTON 140 – 83 SUZUKI 205 – 127 LEG 1-2 SET 0-1)
[J] リサのマネージャー、シェイラが娘の横にいました。(アシュトンT20 T20) ああ、いい!(T15) あああ、いいっ! このうえないアレンジ。(205から165で40残)
[P] いい準備ができました。 鈴木は(T17)ワーオ!・・・ 127から一本目からT17に行った。 17なら10の倍数になったけど51で76残。(T20) 8ダブルだ。(OUT) おーーっ。超惜しい。とても普通じゃないけどやりそうになってた。
( ●ASHTON 140 – 111 SUZUKI 40 – 16 LEG 1-2 SET 0-1)
{J] よく頑張ったね。とてもよくやった、でもアシュトンはセット引き分けにするためのD20。(アシュトン D20) やりました。
( ●ASHTON 40 – SUZUKI 0 – 16 LEG 2-2 SET 0-1)
( ASHTON – ●SUZUKI 501 – 501 LEG 2-2 SET 0-1)
[J] 多分、私たちが望んでいるような対戦になってきたかも。(急に元気を取り戻したジョン・ローリング)
[P] 127を17から行った選手は記憶にありません。ほとんど成功しそうになってました。
[J] (鈴木 180) 鈴木は2回目の180。これの前はアベレージで5点差ありましたけど3点差につめよってます。
( ASHTON 66 – 180 ●SUZUKI 435 – 321 LEG 2-2 SET 0-1)
[P] ゲームを盛り上げてます。もう一度言うと、12ヶ月前みたいに鈴木は決勝戦でベストを取っておいてます。(鈴木100) このトーナメントを通して、鈴木は小さい5(5トリプル)にたくさん入れてます。ダーツが低めの左に入ってます。ほとんどそれを無くしていると言えます。本当に本当に集中してます。(と言ったところでT5。観戦していた人の多くがずっこけたと思われる。)
( ASHTON 44 – 100 ●SUZUKI 391 – 221 LEG 2-2 SET 0-1)
[J] 今投げている鈴木は、このレグを取れればセット2-0で優位に立てます。2本目のダーツがブロックしているから下に行った。(T5 S20 S19 44)トリプルには入らなかったから9本ダーツ使って167。
[P] (アシュトンは)アームサポーターをつけて黒っぽいシャツを今週は着ています。
( ASHTON 99 – 44 ●SUZUKI 292 – 167 LEG 2-2 SET 0-1)
[J] 167。(鈴木 T5) 違う、トリプルだけど違うやつだ。また左に行っている。ポールが言ってたとおり。今回はT5に入りました。(と言っているときにS20 T20に入った。)
[P] 72にするためにT20の左上のコーナーを狙った感じだった。(アシュトン T20 T20) これは取りたい。(S20)
( ASHTON 140 – 95 ●SUZUKI 152 – 72 LEG 2-2 SET 0-1)
[J] 第二セットがかかった72。
[P] (鈴木 S12 S5 60残からのS20がS5へ) シングルを外した。(55残となりこのレグでは上がれなくなったので) リサ・アシュトンに長距離のやつを渡しました。(アシュトンは152残だから、1スローで仕留めるには大きい数字。)
[P] 152、よしこれができれば衝撃的な打撃とトドメだ。(アシュトン S20) もしできれば。(132残となり2本では上がれない。) しかし、無理だ。(T20) じゃあ、もう一本トリプルくれるかな。時間をとって、下がって、集中しなおして。(S16) 16トリプルが欲しかったけど。(単にアシュトンを応援する人になってる。)
( ASHTON 96 – 45 ●SUZUKI 152 – 40 LEG 2-2 SET 0-1)
[J] 鈴木が必要なのはD20。(鈴木OUT、D20 ) このセットは鈴木へ。2-2から抜け出して、セットで2-0に。いい調子だね、ジョン。
( ASHTON – 40 ●SUZUKI 152 – 40 LEG 2-3 SET 0-2)
[J] 確かに。最初の出だしはよかったけど、ここにきて困ってるね。鈴木が2-0てリードしているから続く3セット取らないと。
休憩
[J] インディゴにお帰りなさい。ディフェンディングチャンピオンで第2シードの鈴木未来が第1シードのリサ・アシュトンに2-0で勝っています。アベレージではアシュトンが高いですが、重要なところでのダブルでうまくいきません。13本中3本の中で最高のスコアは40で、アシュトンがミスしたら鈴木がものしているように見えます。2-0です。
[P] 完璧にこの試合を全てを通して、打たなければいけないときに、打ってきました。2-0というスコアは全然不正確ではなくて、フェアな結果だと思いますよ。
[J] いやいや、私がいいたいのは公正で、偶然じゃないってことで。リサは大きいスコアをだしてるけど、機会を作れても上がれなくて実らせられないってこと。
[P] アシュトンは強敵がいなくて今週は余裕がありました。この試合ではトロフィーを死守しようとする現チャンピオンに対峙しなくてはなりません。
[J] ダブルを捉えられればこの試合は勝てるでしょう。第1シードが本命というのが絶対に鉄のように硬い事実です。今は全然そうではないですが。
[P] それぞれのセットでリサ・アシュトンのアベレージは鈴木よりも高くて、完全に逆になってます。
3セット目
( ●ASHTON – SUZUKI 501 – 501 LEG 0-0 SET 0-2)
[J] 問題は2-0だってこと。
[P] 5回の世界チャンピオンタイトルを持つ高級クラブメンバーに名前を連ねるために、リサ・アシュトンは負けなしの3連続でセットを取らなくてはいけないことはよくわかってるようです。フィル・テイラー、エリック・ブリストウ、レイモンド・ヴァン・バーネフェルト、トリナ・ガリバーだけです。(アシュトンがつま先をスローライン付近に置くところが映った) いま見えましたけど、リサは0.5センチぐらい後ろに立っていますが、いつもはもっと後ろに下がっているんです。
( ●ASHTON 57 – 100 SUZUKI 444 – 401 LEG 0-0 SET 0-2)
[J] 8フィートぐらい離れてませんでしたっけ。どんな風に見えても、どのように考えても、どう心地よいと感じても、気持ちよく自分の好きなように立てばよいのです。
( ●ASHTON 61 – 100 SUZUKI 383 – 301 LEG 0-0 SET 0-2)
[P] その通り、ラインの後ろに立ってはいけないというルールはありません。ただラインの前に立ってはいけません。 (アシュトン 100) 鈴木は、この試合で高いスコアのところにかなり安定して入れられるようになってきました。先の二試合に比べると、かなりプレッシャーがかかってます。
( ●ASHTON 100 – 60 SUZUKI 283 – 241 LEG 0-0 SET 0-2)
[J] アシュトンはひたすらこのセットでいいスタートを切らなくてはいけないことに気づいていましたが、ここは鈴木が早くもブレークするスローに向けてこの上ないチャンスになってます。
[P] 鈴木は突き進んでます。冗談ではありません。(鈴木 180) 3回目の180だね、ジョン。
( ●ASHTON 20 – 180 SUZUKI 263 – 61 LEG 0-0 SET 0-2)
[J] その通り。1試合に3つの180で有利に。
[P] 完全にそうとも言いませんが、リサ・アシュトンはビッグ・スコアラー(削り屋)として知られています。
[J] ここではブレイクできるか。(鈴木 61残からS25) 18ダブルだよ。( D18) あ〜、美しくきめた。61を25で18ダブルを好きなように簡単に。これでブレイク。ランカシャー(リサ・アシュトンの出身地)の代表団沈黙。
( ●ASHTON 57 – 61 SUZUKI 206 – 0 LEG 0-1 SET 0-2)
( ASHTON – ●SUZUKI 501 – 501 LEG 0-1 SET 0-2)
[P] 14ダーツで、ブレイクに直行。ミスなく、防衛に向かってます。
[J] 私はリサ・アシュトンがこの試合にかつと思っていたものの一人で、両手をあげて認めますけど、うまく行かないもんですね。(諦めるの早すぎないか)
[P] 私とトニー・オシェアは同じ意見でミクルが勝つだろうけど、とんでもない大接戦にになって、最後のレグまでわからないかもしれないと思ってた。
( ASHTON 100- 81 ●SUZUKI 401 – 420 LEG 0-1 SET 0-2)
[J] ひっくり返せるかもしれないけど、そんな感じではなさそうで、アシュトンのファンは、すっかりしょげてて、負けは避けられないことを悟っているようです。
[P] ちょっと今砲弾ショック(戦場で砲撃を受けることなどよって起こるストレス障害)になったみたいな感じ。
( ASHTON 59- 100 ●SUZUKI 342 – 320 LEG 0-1 SET 0-2)
[P] (鈴木 100) 鈴木は10才アシュトンよりも若いのでちょっと元気があるよ。
[J] リサ・アシュトンは20トリプルを大きく外した(S1)。嫌って、リセットして、後ろに下がって集中し直して。(T20 S20)
( ASHTON 81- 100 ●SUZUKI 261 – 220 LEG 0-1 SET 0-2)
[P] 鍵となるのはたっぷり十分な準備だと思ってます。なぜかっていうと、プラクティス・ルームにいた時、今晩の試合が始まるまで長い待ち時間があったんですけどミクルはボードから離れませんでした。
[J] (アシュトン S20 S20) だんだん近づいてきたぞ。(T20) このレグを取ってたらあと一つなので勝利のレグまであと一つ。(もう諦めたようです。)
( ASHTON 100- 140 ●SUZUKI 161 – 80 LEG 0-1 SET 0-2)
[J] (鈴木S20で60残) 20が必要です。(S1) 横ずれした。信じられません。(S3) 集中力が落ちたのでしょう。
[P] ええ、二本シングルを外しました。 2本目もシングルを外してます。161トライのリサ。 鈴木は今度はシングルを外せません。
( ASHTON 43- 24 ●SUZUKI 118 – 56 LEG 0-1 SET 0-2)
[J] さあ、行こうぜ56。16に行ってから(鈴木 S16) 20ダブルだ。2本で。(S20) 10ダブルだよ。(アウト) これまでものにしてきたチャンスですが。
[P] リサ・アシュトン、触媒(活性化するもの)が必要です。ここは欲しいと思います。(アシュトン S20 T20で38残) 19ダブルに打ちますよ。(D19)
( ASHTON 118 – 36 ●SUZUKI 0 – 20 LEG 0-1 SET 0-2)
[J] お見事、リサ・アシュトン!
[P] ワールドチヤンピオンの根性で踏みとどまった。この試合、あるかも。
[J] これこそ戦闘体制です。
( ●ASHTON – SUZUKI 501 – 501 LEG 1-1 SET 0-2)
[J] なんとかひっくり返せしたら、この19ダブルをリサの神ってる瞬間として思い起こすでしょう。(リサ 140)
[P] 鈴木はまだ投げれると思ったことでしょう、しかし、おかけで壮麗な19ダブルをアシュトンが戦闘モードで魅せてくれました。
( ●ASHTON 140 – 60 SUZUKI 361 – 441 LEG 1-1 SET 0-2)
[J] ミクルはやんなきゃ、ミクルはやんなきゃ、ブレイク。ブレイクされたから、ミクルはやんなきゃ、どうにかついていかないと。(どもってる)
[P] もの凄いブレイクでした。リサはこのレグいいスタートを切ってリードを保ってます。
( ●ASHTON 97 – 95 SUZUKI 264 – 346 LEG 1-1 SET 0-2)
[J] (アシュトン S1 S20 S19) あまりよくありません。
[P] (鈴木 T20 S20) なんとか並ぶためにはもう一つトリプルが必要です。(S20)
( ●ASHTON 40 – 100 SUZUKI 224 – 246 LEG 1-1 SET 0-2)
[P] 鈴木は大きくは離されていません。
[J] 大きな差はありません。22点差。おっと、お待ちかねのやつ。(アシュトン180) 素晴らしいダーツ。
[P] バレルがあんなにひっつくなんて信じられません。あれこそ技術。リサから素晴らしいのが出たねぇ。
( ●ASHTON 180 – 60 SUZUKI 44 – 186 LEG 1-1 SET 0-2)
[J] このセットで44がでればリードできるのはお判りの通り。(アシュトン12) 16ダブルだ(D16)。取りました。
( ●ASHTON 44 – SUZUKI – 20 LEG 2-1 SET 0-2)
( ASHTON – ●SUZUKI 501 – 501 LEG 2-1 SET 0-2)
[J] (観客席でファイティングポーズをとる娘のダニエラさんが映った)アシュトンは足にスプリングがついた。
[P] ボクシングの試合だったらダニエラをコーナーに欲しいね。
[J] コーナーにいてくれても気にならないけど敵にはしたくないね。
[P] まったくね。ジョンがいるからテーブルから逃げられない。
( ASHTON 45 – 100 ●SUZUKI 456 – 401 LEG 2-1 SET 0-2)
[P] 鈴木はタイトルへあと1レグのところ寸前まで行きました。
[J] 今は生き残るためにこのレグを取らなくてはいけないところ。アシュトンはしょぼいスタートで45。2スロー目もあまりよくありません。
[P] 太いダーツで60にこだわる人がいる。
( ASHTON 60 – 100 ●SUZUKI 396 – 301 LEG 2-1 SET 0-2)
[P] (鈴木 S5 S20 T20) 鈴木は一流のダーツ。大きなリードを保ちます。
( ASHTON 60 – 85 ●SUZUKI 336 – 216 LEG 2-1 SET 0-2)
[P] 鈴木がこのレグを取ったら、アシュトンがキープしてトーナメント、このチャンピオンシップに留まるためのはらはらさせるレグに突入です。
[J] リサは9ダーツなげてまだトリプルに入ってません。このレグは計画どおりに行ってません。トラブルが一回あったけどもなかなか思い通りに行かず、またです(アシュトン T1 T1) 苦笑い。(S5) なんてこった。ちょっとそこじゃない。
( ASHTON 11 – 100 ●SUZUKI 325 – 116 LEG 2-1 SET 0-2)
[P] (鈴木 T20) 16でトップ (S20) 20に留まった。18ダブルだ。(S18) 9ダブルに戻ってくる。(直接D9を狙わずにシングルとダブルに)分けるかもね。
[J] 一方、325。(アシュトン S20 T20 T15) こつこつ稼いでチャンスを待ちます。
( ASHTON 95 – 98 ●SUZUKI 230 – 18 LEG 2-1 SET 0-2)
[P] リサは次のレグで抜け出せるように良いスローを探ってますね。9ダブルへ。(S9 S1) 整えて反対側へ(S4) また失敗しました。
[J] 230でアシュトンはフィニッシュできません。鈴木のファンはリサ・アシュトンのショットを見守ってます。
( ASHTON 118 – 14 ●SUZUKI 112 – 4 LEG 2-1 SET 0-2)
[J] さらに続きます。
[P] 決めろ。(OUT OUT) 残り1本 (OUT) 決められませんでした。アシュトンは決められる数字。
[J] もう一つ度肝を抜くフィニッシュができるか、ランカシャーローズ(リサ・アシュトンのニックネーム)。112。(T20) トリプル入った。12シングル(S12)、20ダブル(S20)。長引いた(drag out)。フラストレーション。
( ASHTON 98 – 0 ●SUZUKI 20 – 4 LEG 2-1 SET 0-2)
[J] セット取得は失敗。(鈴木 D2) セットに残った。このレグにかかるのはリサが生き残るか鈴木がチャンピオンシップに勝つか。
( ASHTON – 4 ●SUZUKI 20 – 0 LEG 2-2 SET 0-2)
( ●ASHTON – SUZUKI 501 – 501 LEG 2-2 SET 0-2)
[J] 神経勝負だな。この試合を長いこと待って11時。まずまずのスタート。
[P] こんなに遅く試合をした女子選手はいません。宵っぱり(英語ではNight Owl 直訳すると夜のふくろう)はどちらかと言うと鈴木に見えます。このスタートを見たあとでは。
( ●ASHTON 93 – 140 SUZUKI 408 – 361 LEG 2-2 SET 0-2)
[J] 凄いスタートです。凄いスタートです。アベレージがでてますけど、意味はありません。なんの特別な意味もありません。(表示は9dart / Toal のアベレージでアシュトン88.25/85.45、鈴木 89.83/84.14 。 ほぼ同じでローリング氏が言ってたアシュトンの方が打っててダブルを外しているだけということは説明できない数値になっている。) アシュトンは、わずかに高いけど(トータルでは0.6差 9ダーツでは鈴木のほうが1.6高い)、重要なのはセットが2-0で鈴木がリードしているということ。(がっかりしたトーン)
[P] (鈴木 S5 S20 S20 ) トリプルにはいりませんでした。501で80台のアベレージはなかなかのクオリティーです。
( ●ASHTON 60 – 45 SUZUKI 348 – 316 LEG 2-2 SET 0-2)
[P] ちょっといいですか、ジョン。どっちに賭ければいいかわからないよ。
[J] このレグにはわからないよ。これはマカロニウェスタンの銃撃戦みたいなものでまばたきする間もない。
[P] (鈴木 45) 45が二回。鈴木は140でスタートしましたけど、アシュトンはまだ元気に投げられます。
( ●ASHTON 100 – 45 SUZUKI 248 – 271 LEG 2-2 SET 0-2)
[J] トン(100点を意味する) 上がり目が出ました。(148残で3本で上がれる数字) 鈴木はどう反応するかな。
[P] (鈴木 S20 S20 で上がり目が出ないことが確定) 鈴木は上がり目はでませんね。リサは仕事を終わらせるのにちょっと余裕ができました。
( ●ASHTON 100 – 100 SUZUKI 148 – 171 LEG 2-2 SET 0-2)
[J] 148に6ダーツ使えます。(S20 S20 S18全部トリプルの下に当たる) 全部が、全部が届いてません。
[P] 見て見ましょう、2ダーツでどう整えるか。131は上がれませんけど、トンを取りました。
( ●ASHTON 58 – 100 SUZUKI 90 – 71 LEG 2-2 SET 0-2)
[J] リサ・アシュトン、これは重要です。(アシュトン T20) 20トリプルから始まったから15ダブル。(OUT)間がある。(S15)中に入った。まいった。
[P] 15への2本のダーツにはプレッシャーがかかりました。(鈴木S13) シングルへ1本は簡単ではありません。(S18) タイトルへ20ダブル! (D20)
( ●ASHTON 75 – 71 SUZUKI 15 – 0 LEG 2-3 SET 0-3)
[J] これだよ! 一本できめたぁ! タイトルを維持しました。リサ・アシュトンにとっては残念な夜。鈴木が再び大きいチャンスでパフォーマンスを高めました。リラックスして、レイクサイドでやったことを再現しました。繰り返します。彼女がBDO ワールドチャンピオンです。
2020BDOワールドチャンピオンシップ 決勝後 リサ・アシュトンさんのコメント
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