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ダーツボードの回し方

ダーツのボードは同じところを狙っているとその部分が痛んできます。ハードダーツ のダーツボードでは、少しずつ繊維が抜けて刺さりが悪くなったり、凸凹したりします。ワイヤーが浮いてくることもあります。T20やT19のあたりは特に痛みが激しくなります。しかし、ダーツボードを回すことにより、同じところに当たり続けるのを避け、ボードの寿命を伸ばすことができます。

ダーツボードが目で見て痛んでいるのがわかる前に回すことをお勧めします。練習を始める前に回すようにすれば、長期的には刺さる場所が均等になり、寿命をかなり伸ばせます。周りのナンバーリングは簡単に外れるので難しくはないと思います。

ダーツボードを回すということ自体知らない人や、回し方がわからない人もいると思います。または、8(または10)を上に持っていくと教えたいけど理由まで聞かれると面倒だからどうでもいいやと思っている人もいると思います。そのためダーツ ボード回し方について偏りなく均一に回す方法の説明をしようと思います。

黒が20の位置に来ないと違和感が激しいので、番号について20を時計回りに2個隣り、4個隣、6個隣、8個隣、10個隣に持ってくることを考えます。

結論としては6個隣、すなわち時計回りに8(または反時計回りに10)を20の位置にもっていくのを推奨しています。

2個隣

  20を18の位置に12が20の位置になるように回した場合です。

 二個ずつ、2回まわした場合

2個ずつ回していくと、10回で一周しますが1回に回す角度が小さいので、上の図のように当たる場所の偏りが大きくなります。回す頻度が高ければ問題ないと思いますが、頻度が低いと右側がボロボロで左がまっさらのような感じになってしまうと思います。反時計回りに18を20に持っていく方法でも同じことです。

4個隣

20が13の位置、14が20の位置にするように回した場合です。

4個隣に回した場合、上の図の次の5回目で一周しますが、黒の使う場所が1つ飛びになってしまい、ボード全体を有効に使うことができません。反時計回りに13を20に持っていく方法でも同じことです。13や14が痛んでないからという理由で20の所に持っていくと20に行ったことのない黒の部分が飛び飛びにできてしまいます。

6個隣

20を10の位置、8を20の位置にもっていく回し方です。この方法で2回回すと下のようになります。2回の時点でボードに均一に当たっていることがわかります。

3回回すと下のようになります。初期位置1が20の位置に戻らず、12の位置に来ています。

この調子で6個ずつ回していくとどうなるかは以下の通りです。

9回目で全ての黒が1回ずつ20の位置に行き、10回で一周します。均一に黒が使われる方法ですので、この方法が推奨されます。反時計回りに10を20の位置にもっていく方法でも同じことです。

8個隣

20を2の位置にもっていき、7を20の位置にもっていく回し方です。

2回回すと上の図のようになって良さそうに見えますが、4回で下の図のようになり、5回目で最初の位置にもどります。4個ずつ回したときと同じように、20の位置に来ない黒が1つおきにできてしまいます。反時計回りに2を20の位置にもってきた場合も同様です。

10個隣

20を3の位置にもっていき、3を20の位置に持っていく方法です。確かに回してます。ワイルドです。2回で一周します。回す時はアクションも考えてかっこよくお願いします。勢いよく回して180°でピタッと止まるととてもカッコ良いです。勢い余って360°回さないように注意が必要です。

レベラー 水平器

ダーツを回すと必要になるのが、ダーツボードの水平垂直にするためのレベラーまたは水平器器という道具です。ユニコーン とWinmauのレベラーが市販されています。ユニコーン のレベラーの方が小さく、使いやすいと思います。2000円ぐらいで、少し入手が難しいと思いますが、どうにか手にいれてください。20のダブルに取り付けて水平を調整できます。

緑の液体の中に気泡があって、水平ならばレベラーの真ん中に気泡があります。

目視でわからないような傾きでも傾いていると気泡が左右どちらかに寄るので傾いているとわかります。下の写真の場合右側が下がっているので気泡が左側に寄っています。そのため右側を上げるように、少し反時計回りに回転させると水平になり、上の写真のように気泡が真ん中にきます。

裏側は下の写真のように溝があって20のダブルに嵌るようになっています。

ウィンマウも同じようなものを売っていて、ユニコーン のものよりも安いですが、大きいです。私は両方もっていますが、使うのはもっぱらユニコーン のです。



カテゴリー: Maintenance

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