以前、サラウンドの自作の記事を書きましたが、さとぴょんさんのこの作り方の方がずっと良くてわかりやすいのでこちらをご参照ください。
以前私が買いた記事を以下に一応残しておきます。
普通、サラウンドといえば、音の広がりがどうとか、臨場感がどうかとかいう、よく違いのわからないオーディオ機器のスイッチで、変える必要があるのかと思うぐらい(私にとっては)どっちでもいい機能ですが、ダーツのサラウンドはダーツボードの外側の壁を守るために必要な発泡プラスチックの丸い板です。ウィンモーのかっこいいサラウンドはこれです(アマゾンより)。
ダーツボードよりも大きいので、運送費が高くなり海外通販でもあまり安くならないと思います。ハローズのサラウンドは四分割できるようになっていてジグソーパズルのように組み立てます。自分のハローズのボードにはこれを買ってきて付けてます。四つに分けられるので運送費が安くできますし、在庫しておくのにも場所を取らずに済みますので、その分安く手に入りやすいと思います。しかし、いずれにせよ価格がは高く、ダーツボードやダーツが買える値段です。
ただの発泡ウレタンのリングですが、上手い人でもダーツは端の方狙いますから、ダーツボードの外に行ってしまうことは無いとは言い切れません。ジョン・ロウ氏が自伝に書いてた数字の丸の中にダーツを入れるアラウンドザクロックをするとまず外に出ます。やる人あまりいないと思いますが。サラウンドがなくてもダーツはできますが、壁に穴があき、跳ね返って床にも穴があきます。ダーツが床に落ちてシャフトが曲がったり折れたりする可能性もあります。試合中だと困ります。見た目もあまりよくありません。それでも価格が高いし、自分で作れるのではと常々考えていたので、発泡チューブをダーツボードの周りに巻いて寸法を合わせて切り、テープで輪にして、スプレーで赤色に塗って自作してウィンモーのボードに付けました。
材料は以下の通りです。
使った発泡チューブはエスロン 保温チューブ STN 25 2.0m (保温10mm背割り) STN25C 配管保護材です。内径が32mm外径が50mm程度で長さが2mの発泡ポリエチレン製のチューブです。もうちょっと太くても良いと思います。ホームセンターでは150円で売っていました。通販で買うと大きいので送料の方が高いかもしれません。配管にかぶせるようにできているので、切れ込みが入っています。断面はOではなくCのようになっているわけです。
テープは、幅広のテープが必要ですが、紙のガムテープだとツルツルしていて塗料が乗るかわかりませんでしたし、透明な大きなセロテープみたいなテープも塗料が乗るかわかりませんでしたので、このようなテープを使いました。表面がちょっとザラザラしている寺岡製作所 養生テープ 包装用 P-カットテープ 50mm×25m No.4102 透明です。
スプレーはアトムハウスペイント 水性スプレー 300ML 赤 を使いましたが塗らないほうがよいです。乾燥してしばらくすると剥がれて来ます。発泡体は形が変わるので塗料の膜がボロボロになって赤い粉になって手やダーツにつきます。
発泡チューブを下図のようにダーツボードの周りに巻いて、一周したところでマークを付けます。チューブは切り裂いてあると思いますが、切り裂いてある側を外側にしたほうが、若干開いてくれるためか歪みなく丸くできると思います。チューブはまっすぐ切ると外径のほうが長いために輪にするときに切り口が合わなくなります。そのため、図に示したように斜めに切ります。この図では上側が輪の内側になります。
ちょっと長めに最初は切っておいて合わせながら短くするのがよいと思います。輪がダーツボードにはまる大きになったら切り口を合わせたところをテープで巻きます。
ガムテープを持っていて、色を塗らなければ150円でサラウンドが作れます。幅がたりなければもう一周まくと良いでしょう。その場合は発泡チューブを二本買っておかなければいけません。
さらに二重に巻けば幅が広がりかなりはずしても壁を打つことがなくなります。また、その上にその上に直径70cm程度の板を貼れば、プラスチックチューブを隠すことができます。ちょっとお金がかかりそうですが、これもプラスチックダンボールを使えば安くできます。
プラスチックダンボールは一枚は厚み2~3mm程度ですが幅90cm長さ180cmぐらいあり、軽いですがかなり大きいです。輸送が大変なので私は折りたたみの養生用プラダンをアマゾンで購入しました。ホームセンターで一枚500円以下で変えると思います。 910mmX1820mmですが、5つ折になっているので通販で買えます。広げると折り目がでますが、黒板シートを貼れば見えなくなるので気になりません。
アイリスオーヤマ 折りたたみ養生プラダン 910X1820X2.5 ナチュラル OPD1892Y
プラスチックの上には、黒板シートを貼り付けると、チョークで何でも書けるので便利です。好きな絵を描いても、模様を書いても、メーカーの名前でも、アレンジ表でも、投げるときに心がけたいことなどを書けます。私はこの黒板シートを使いました。ACATIM ホワイトボード 貼り付けシート ウォールステッカー 黒板シート 壁に貼るボード 90*200cm チョーク付き オフィス会議 教室 幼児園 部屋 店飾り適用 (ブラック))90cm X 200cmで2180円です。必要なのは70cmの円盤なので2枚は取れる大きさです。余った分は、板に貼ってスコアボードとしても使えます。黒板シートでなくても、同じような大きさの木目の壁紙シートや、カッティングシートを購入すれば、好きな仕上がりにできると思います。
さて、プラダンと、黒板シートが入手できたら、黒板シートの面をしたにしてプラダンを置き、その真ん中にダーツボードを起きます。ダーツボードに沿ってマジックでなぞると、円が書けます。さらにその中心からヒモを張って、コンパスのようにして半径35cmの円を書きます。そうするとプラダンの上にドーナツが書けます。 外側を大まかに切ったら、黒板シートを貼って、内側の円はダーツボードが嵌りまるように切り、外側も切ります。 黒板シートも一緒にです。
そうしますと、中にダーツボードがはまる黒い黒板ボードのドーナツ状の板がてきますので、その板を発泡チューブでできたサラウンドの上に張ります。両面テープを使ってもよいですし、ピンのようなもので刺してもよいです。私は両面テープが弱ると落ちてしまうので楊枝を4ヶ所刺して止めています。
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